仕事始め式司会進行
司会進行の役務は、
式全体の雰囲気に関わる重要な業務です。
厳かな印象を与えれるよう、落ちついて行います。
司会の言葉は、式全体の雰囲気に大きく影響します。
仕事始め式では、粛々とした進行により厳かな雰囲気の中で執り行うことで参加者の意識付けを最大限に高めて行います。とりわけ式の進行を行う司会の言葉は、式全体の雰囲気に最も大きく影響を与える一つであることを念頭に、焦らず、はっきりと、丁寧に実施します。
・式の形式
一重に司会進行といっても、会場の作りや参加者の状態(着席の有無)により、間の取り方や挟む言葉が変わってきます。
実施する式のスタイルに合わせた言葉で司会を行う必要があります。
・式の進行
座席を用いた式の進行は次の通りです。座席を用いない立ったままで行う式の進行は仕事始め式立哨スタイルでの司会進行へ
・開会の辞(開会のあいさつ)
「一同、ご起立願います。只今より、平成○○年仕事始め式を行います。※ご着席下さい。」
礼をする場合は、※の位置に
「一同、礼。」
「国旗(社旗)に対し、礼。」等を挟みます。
・役員挨拶(社長あいさつ、常務挨拶 等)
例1(来賓なし)
「年頭にあたり、○○社長より、挨拶を戴きます。一同、起立。」
<社長登壇>
「一同、礼。」
<社長挨拶>
「一同、礼。」<社長降壇>「着席。ありがとうございました。」
「続きまして、○○より、挨拶を戴きます。社員、起立。」
<○○登壇>
「社員、礼」
<○○挨拶>
「社員、礼」<○○後段>「着席。ありがとうございました。」
例2(来賓あり)
「年頭にあたり、当社代表取締役○○より、挨拶を戴きます。社員、起立。」
<社長登壇>
「礼。」
<社長挨拶>
「礼。」<社長降壇>「着席。」
続きまして、○○○○○○○(来賓の肩書氏名)より、挨拶を戴きます。一同、起立。
<来賓登壇>
「一同、礼」
<来賓挨拶>
「一同、礼。」<来賓降壇>「着席。」
・挨拶における進行の注意
事前にどのタイミングで登壇・降壇して頂くか事前に打ち合わせて起きます。
打合せが出来ない時は、必要に応じて行動を促す一言を挟み、進行を行います。
登壇(降壇)されないときでは、「○○ご登壇下さい。」「○○席にお戻り下さい。」等の言葉で促します。
・決意表明
例1(壇上で決意を表明する場合)
「続きまして、社員を代表し決意を述べさせていただきます。社員、起立」
「社員代表(○○○○(役職氏名)」
<社員代表登壇>
<決意表明>
「ありがとうございました。席にお戻り下さい。」
<降壇>
「社員、着席」
例2(壇上に対して決意を表明する場合)
「続きまして、社員を代表し決意を述べさせていただきます。一同、起立。社長、ご登壇下さい。」
<社長登壇>
「社員代表(○○○○(役職氏名)」
<社員代表壇前へ>
<決意表明>
「ありがとうございました。席にお戻り下さい。」
<降壇>
「一同、着席」
・年頭表彰
「引き続き、年頭表彰を行います。社長、ご登壇下さい。」
例1(個人表彰)
「名前を呼ばれた方は、前へお進みください。」
「○○○○○賞(賞の名称)○○○○○○(氏名)」
例2(部門等の表彰)
「○○○所(賞の名称) ○○所(表彰部署等) 代表○○○○○(役職 氏名)」
例2(グループ等の表彰)
「○○○○表彰、名前を呼ばれた方はその場で返事をお願いします。」
「○○(氏名)、○○(氏名)、○○(氏名)・・・」
「以上代表、○○、前へお進みください。」
「受賞者のみなさん、おめでとうございます。社長、ありがとうございました。(席にお戻り下さい)」
・閉会の辞(閉会のあいさつ)
「一同、ご起立願います。以上を持ちまして、仕事始め式・年頭表彰を閉会します。一同、礼。」
・式後の案内
「念頭表彰の受賞者は、この後○○にて記念撮影を行います。会場にてお待ちください。」
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