社内報の作成
社内報の発刊と配布は、
コミュニケーションの活性化。情報の共有化。
社員の連帯感を高める重要な業務です。
社内報は社員間の重要なコミュニケーションツールです。
社内報は、一定の事業規模を超えた会社において経営から情報発信。普段顔を会わせることが出来ない社員間のコミュニケーション。社内情報の共有化等とても重要は役割をもったものです。・社内報の発刊頻度と掲載量
社内報の発刊頻度等は、各企業の従業員数。業務形態により異なります。頻度が多すぎると作業が負担となるだけでなく、掲載内容が不足するとその価値を低下させます。
また、頻度が少なすぎると情報の目新しさが失われる問題があります。
発刊頻度は、4半期に1回,半年に1回,年1回 等
掲載量は、 外注による冊子 A4 10ページ程度,A3 2ページ(裏表1枚) 等
・主な掲載内容
・経営者からの情報発信年頭挨拶、経営方針 等
・社内情報の連絡
新入社員紹介、定年退職者、昇任者 等
慶弔関係(結婚、出産、新成人等の祝い事、社員のお悔み、外部の表彰、資格取得 等)
・社内行事の告知・伝達
社員旅行、運動会、キャンペーン等の告知
社内表彰、成績結果の伝達
・社内情報の交換
部署別紹介、社員紹介
・その他(ネタ)
全体の意識改革につながる価値観に関する話題。
一般教養を高める知識の話題。
社員間のコミュニケーションをはかる社員の趣味・ペット紹介。
モチベーションを高めるお客様の声等の紹介。
・作成方法
社内報の原稿は、特定対象者から原稿を集めれば一人で大方作成することも出来ます。しかし、特定の部署内に発信したい情報が取り残されるなど、真に社内報としてその役割を十分に果たすには担当者のみでの作成では不十分です。
作成が滞りなく出来るよう、必要な確認を怠ることなく作業を進めることが重要です。
①発刊スケジュールの決定
②必須掲載項目の洗い出し
③必須掲載項目にかかる該当者の洗い出し
④掲載要望の調査
⑤掲載枠の決定、原稿担当者の決定
⑥原稿の作成依頼
⑦全体枠の構成
⑧印刷(印刷業者の依頼))
・作成のポイント
経営者の挨拶文は、他の掲載内容と異なり省略することが出来ません。万が一原稿が遅れると進捗に大きな遅れとなります。社内報の準備開始真っ先に原稿の作成依頼をだしておきます。
慶弔関係、資格取得等の項目については、後で対象者を調べるより該当者が発生した都度社内報に用にメモを残しておく方が、漏れもなく効率的に作業できます。
・作成に使用するソフト
自社で構成・印刷を行う場合にはDTPソフトと呼ばれるソフト用いて作業を行うことが多いです。・Microsoft Publisher(マイクロソフトオフィスプロフェッショナル標準)
・Adobe Illustrator(アドビ イラストレーター)
この他、DTP(Desktop publishing)ソフト。
1枚もの程度であれば、Microsoft Word等の文章ソフトでもページレイアウトの調整とオートシェイプを使用し作成することもできます。
・定期発刊の省力化について
社内報の作成は、多くの場合日頃の業務に加えて作成を行うためやった者にしかわからない途方もない労力が必要です。毎回掲載内容を1から考えるのではなく、定期発信情報。内容のシリーズ化を図るなどして省力化を図ることも重要です。
特に意外な内容が好評であることもあります。評判が良かった内容について、シリーズ化を考えてみることが良いかもしれません。