交通事故の相手が誠実な対応をしないとき
交通事故で、相手の対応が許せない。
無保険で賠償がなされない。
等の不条理がある場合、あらゆる手段を講じます。
自身の非を認めない。連絡が取れない相手には相応の対処が必要です。
先に断りますが、交通事故にあったとき相手に自分が考える常識的な誠実さを求めてもそれは見当違いです。きちんと謝罪に来る人もいますが、これまでの経験から半分の人は謝罪には来ませんでした。多くの加害者は、事故の現場等で口頭で謝り保険手続きをしたのだからそれで良いと考えています。怒りで熱くなる前に、自身の頭を冷やすことが重要です。それでもなお、相手の対応があまりに不誠実である場合には必要な手段を講じます。
謝罪に関する感情論については、
交通事故の謝罪の仕方 > 交通事故で謝罪がないことで揉める 感情論 で紹介しています。
・自身の非を認めない相手
明らかに過失がある場合であっても、謝罪どころか一切の非を認めない人もいます。このような相手については、直接相手にしないことが一番重要です。
過失割合の判断は、とても複雑です。しかし、一方のみが完全に悪いという事故は、停車中の車に追突したときを除くと基本的にありません。
相手の主張は初めから無理難題を言っているのですから、相手にするだけ時間が無駄であると割り切ることが重要です。
基本的な対応は、自身が加入する保険会社に自分の主張を行い、徹底して過失割合の妥協はしないことを告げて全面的に争う意向をしめし、後は放置します。
相手に対しては、保険会社に対して主義主張を繰り返すだけの時間を浪費させます。
過失が現実にあり、相手が認めなければ長期に伸びるだけであり、賠償が遅れるだけでなく何れ時効がせまります。
相手から直接連絡があった場合、相手の主張を否定するか、保険会社に任せている旨を伝えます。それでもし脅迫まがいな発言があれば、「あなたは私を脅迫するしているのですね?」等と逆に脅かしてやります。
あとは、「ありもしないことを強要させようとしつこくせまり、脅迫以外でなければなんなのですか?」とまくしたてます。
その後は、弁護士に相談しても良いですし、相手の発言の中の明らかな脅迫的言動があればその単語を記録し、被害届を出すという方法もあります。
必要な記録さえ出来ていれば、内容によって弁護士の相談会(30分5000円くらい)で面白い展開になるかも知れません。
ただし、基本は相手に徒労をさせる程度のことを行うのであり、こっちが理不尽な仕返しをすることを目的にしてはいけません。
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