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安全衛生委員会の実施

 月1回実施される安全衛生会議での取り上げる課題やテーマ、審議内容です。名実ともに有益な安全衛生委員会であるためには、重要な課題を漏れなく取り上げて適切に審議を行い、マンネリによる流れ作業とならないことが重要です。

安全衛生会議を持続的に運営するには、名実共に中身のある内容にしなければ維持できません。

 安全衛生会議では、十分な議題がない場合でも月1回以上定例で実施する必要があります。
 このため新たな議題がない場合には、マンネリ感により流れ作業となりがちです。マンネリにおる流れ作業は、問題意識が欠落することで重要なテーマが見逃されやすくなります。
 委員会事務局(庶務担当者)では、そのような状況となることが無いよう、適時議題を提案することも必要となります。

<委員会の議題案>
・時期による実施する項目
 ・安全衛生計画書の承認について
  実施時期。実施項目の過不足について

 ・インフルエンザ対策について
  予防接種の奨励について
  会社による予防接種の助成金等の創設について。助成金の広報について。

 ・新型コロナウイルス感染症対策について
  感染予防のための対策について
  感染防止のための基本的な対策について
  感染防止のための具体的な対策について
  新型コロナウイルス感染症に関して特段の配慮が必要な労働者への対応について
  新型コロナウイルス陽性者や濃厚接触者がでた場合の対応について
  新型コロナウイルス感染症対策による熱中症の予防について
  具体的な点検項目や参考資料等について、厚生労働省に特設ページとチェックリストが公開されています。
  外部リンク:
  厚生労働省 > 政策について > 分野別の政策一覧 > 健康・医療 > 健康 > 感染症情報 > 新型コロナウイルス感染症について > 働く方・経営者への支援などのリーフレット一覧(新型コロナウイルス感染症)
https://www.mhlw.go.jp/stf/
seisakunitsuite/bunya/
0000121431_00145.html

 同、ページ内
 ・職場における新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するためのチェックリスト(事業主向け)

 ・定期健康診断の結果について
  受診率について
  有所見者数の推移について
  労災二次健診の対象者数について
 
 ・熱中症対対策について
  クールビズの開始について
  熱中症予防啓発活動の実施について
  熱中症対策用品の導入について
  熱中症の応急処置方法の講習実施について

 ・健康増進措置について
  ・保健士の訪問指導の実施について
  ・分煙に関する措置について

 ・労働災害の発生について
  ・自社での労災事故の周知と対策。改善について対策
  ・同業他社のでの労災事故事例について

 ・社会的関心事項について
  ・飲酒運転の禁止の徹底について
  ・アルコール検査装置の常備について
  ・無免許運転防止の免許の確認について
  ・居眠り運転の防止について
  ・睡眠時無呼吸症候群の周知について
  ・節電による職場環境の許容温度のについて
  ・火災予防週間について
  ・交通安全週間について


 ・安全衛生設備の導入について
  ・換気装置の導入 等

 ・設備の点検実施について
  ・エレベータ(ダムウェータ)の点検結果について
  ・電気設備の点検結果について
  ・消防設備の点検について
  ・ボイラー設備の点検について

 ・防火・防災管理について
  ・消防訓練の実施について
  ・避難経路の確保の点検結果について

 ・次世代育成計画について
  ・ノー残業デーの実施
  ・子育て支援の取り組みについて

 ・資格者の育成・研修の受講について
  ・衛生管理者等の自己取得の奨励制度について
  ・法定講習受講者の選抜について
  ・メンタルヘルス対策等の外部セミナーの参加について


・毎回実施する議題
 ・衛生管理者による職場巡察の結果について。
 ・産業医による巡察結果について。
 ・前回委員会実施時のの議題結果について


・その他
 労働災害の発生事例。その他、不適切事案の発生等の重大事案については、その事案がすでに解決済みであっても結果を報告するなど、必ず議題として取り上げて議事禄を残します。
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