庶務のシステム担当の業務内容
システム業者との調整。
日常的な対応・運営に係る業務です。
中小企業では総務がシステム管理者を兼ねることがあります。
企業で用いられるシステムは、業務内容に特化した専門システム。SFA（営業支援システム）ははじめとする各グループウェア。情報セキュリティ対策を備えた社内システムをイメージしがちです。
しかし、事業規模・システム関係の投資により使用するシステムには大きな様々。庶務が担うシステムに関する業務も千差万別です。
・システム担当者に求められる能力
企業内でのシステム担当者のスキルは、システムに対する企業での重要度と投資額により大きく差があります。中にはパソコンの買い替えと初期設定のみを行う場合だってあります。
誰しもシステムに関するエキスパートということではないため、前任者からの引き継ぎやマニュアルを参考にしたり、外注業者から必要な保守の方法や対応方法等を確認し（教わり）ながら上達していきます。
・外部業者に委託するシステム
・システム業者との調整
システムに大きく投資を行っている企業では、導入に携わった社外のシステム業者。メンテナンス保守管理を請負うシステム業者がいます。総務のシステム担当者は、故障等の発生時に社内とシステム業者を繋ぐ窓口。定期的な入替。事業体制の変更。システム強化・改善に等の関するシステムの仕様変更や、設備の入替に関する窓口としてその必要性や実行性を確認します。
・日常的な保守作業
操作ログ。バックアップログ。バックアップ装置の記録媒体の定期的な更新等の社内で行う必要がある定期作業を担います。また、目視点検による異音等の発生。各機器のエラー表示有無を確認等の日常点検を担います。
・情報システムの点検作業
操作ログを確認し、異常な操作等がないかを定期的に確認します。・外部委託がないシステム
システムに関する外注を行わない企業。出先の小規模の事業所のみ小規模なネットワーク。WAN等の外部を介さないネットワーク等では、回線の管理やPC・プリンターの管理に関するまで行う場合があります。
この場合、専門知識を有しているわけではないためネットワークは家庭内LANの延長程度ですが、日常使用に関するインターネット回線契約。社内LAN整備。PCの購入と設定。ホスティング契約等を自前で行います。
・この他のシステム付随業務
・ホームページ、メール等の管理
企業ホームページ作成や掲載内容変更。メールアカウントの管理（追加・削除）についても総務のシステム担当者が行うことがあります。・システム業者との契約管理
システムを運用するために必要な各種契約の管理もシステム担当が中心となって行う業務です。・システム設備のリース契約
・保守メンテナンスの契約
・通信回線とホスティングサーバーの契約
・ソフトウェアのライセンス契約と管理 等
